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クレジットカードの持ちすぎは何枚から?

クレジットカードの持ちすぎとなる枚数は個人の利用形態によって異なります。一方で日本人のクレジットカード保有平均枚数は2~3枚と言われており、4枚以上は持ち過ぎの可能性が高いです。

クレジットカードを複数枚持っていると、各カードの用途やサービスが異なるため管理が大変だと感じている方も多いでしょう。

この記事では、クレジットカードを持ちすぎた場合のデメリットや枚数を整理するポイントについて詳しく説明しています。

新たにクレジットカードを発行する場合、どのようなカードが自身に合っているか判断できるようになるため、参考にしてください。

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クレジットカードの最適な枚数は何枚?

クレジットカードの最適な枚数は個人のライフスタイルによって異なるため「特定の枚数を持つのが良い」と言い切ることは難しいです。

そこで以下では、保有する枚数ごとにおすすめの人を詳しく紹介していきます。

1枚がおすすめの人

保有枚数1枚がおすすめな方は「現在のカードに満足していて利用額も大きい方」です。現状利用中のカードに不満がない場合は、無理に新規カードを発行しても利用しない可能性が高いと言えます。

また、1枚のカードを集中して利用するとクレヒスが良好になり、カードのグレードアップも可能になります。

なお「クレヒス」とはクレジットヒストリーの略で、クレジットカードやローンの利用履歴や契約時の個人情報のことです。クレジットカード会社の審査では、このクレヒスも審査項目の一つとして内容をチェックしています。

2枚がおすすめの人

保有枚数2枚がおすすめな方は「メインカードの特典内容に満足していない方」です。

自身が頻繁に利用するお店や利用目的を考慮して2枚目のカードを検討するのが良いでしょう。また利用目的に合ったサブカードを作ると、お得にポイントを貯められます。

例えば、汎用性が高い普段使いのメインカードを1枚発行し、頻繁に利用する店舗の優待がある専用カードをもう1枚発行するという方法です。

もう一つの方法は、付帯している国際ブランドを分ける方法です。VISAおよびMastercard®は普及率が高い国際ブランドですが、店舗によっては使えない場合があります。その対策法として、今所有しているカードに付帯している国際ブランドがVISAおよびMastercard®であれば、もう1枚JCBやダイナーズカードもしくはアメリカン・エキスプレス®などの国際ブランドが付帯したカードを併せ持つことで、利用可能店舗数も増え、より便利に使うことができるでしょう。

3枚以上がおすすめの人

保有枚数3枚以上がおすすめな方は「割引やポイントを上手に使い分けて、徹底的にお得に利用したい方」です。

クレジットカードは、カードごとにお得になる分野が異なります。自身の利用する目的に合わせて使い分けることでよりお得にクレジットカードを利用できます。

注意点として、多くのクレジットカードを所有している場合、カードの管理が難しくなる可能性があります。そのため、発行してみたが普段利用していないカードがある場合は整理するのが良いでしょう。

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クレジットカードを持ちすぎるデメリット

クレジットカードを持ちすぎると以下のようなデメリットがあります。

  • 複数枚のカードを管理しきれない
  • 余計な年会費がかかる場合がある
  • カードをなくしてしまう可能性が上がる
  • ローンを組む際に悪影響が出る場合がある
  • 新たなクレジットカードを発行しにくくなる

ここからは、それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。

複数枚のカードを管理しきれない

クレジットカードを持ちすぎるデメリットとして、複数枚のカードを管理しきれないことが挙げられます。

クレジットカードは、以下の内容をそれぞれ管理する必要があります。

  • ポイント(有効期限)
  • 暗証番号
  • 利用金額

複数枚のカードがある場合はカードの枚数分、上記項目を管理しなければなりません。それぞれのカードの利用金額や暗証番号を把握しておくのは、手間がかかります。

余計な年会費がかかる場合がある

クレジットカードを持ちすぎるデメリットとして、余計な年会費がかかる場合があることも挙げられます。

クレジットカードの中には以下のようなカードがあります。

  • 年会費がかかるクレジットカード
  • 最初の1年目は無料だが、2年目以降は年会費が有料に切り替わるカード

クレジットカードを作成した当時は有料であることを覚えていても、カードを持ちすぎると年会費がかかっていることを忘れてしまう場合があります。

年会費を忘れていた場合、思わぬ出費になる可能性もあるため注意が必要です。また、1枚のカードの年会費は微々たるものであったとしても、それが複数枚になると合計の年会費もかなりの額になるでしょう。

カードをなくしてしまう可能性が上がる

クレジットカードを持ちすぎるデメリットとして、カードをなくしてしまう可能性が上がることも挙げられます。

クレジットカードの枚数が多くなると、それぞれの保管場所を正確に把握するのは難しいです。紛失に気付かず悪用されてしまい、身に覚えのない高額な請求が届いてしまう場合もあります。

ローンを組む際に悪影響が出る場合がある

クレジットカードを持ちすぎるデメリットとして、ローンを組む際に悪影響が出る場合があることも挙げられます。

多くのクレジットカードには、キャッシング枠をつけられます。キャッシング枠をつけると実際に借り入れをしていない場合や今後利用する予定がない場合でも、ローンの審査の際には「借りた」とみなされる可能性があります。

保有するクレジットカードの数だけキャッシング枠が大きくなり、各種ローンを組めなくなってしまう場合もあるためご注意ください。不安な方は事前にキャッシング枠を0に変更しておくと、安心でしょう。

新たなクレジットカードを発行しにくくなる

クレジットカードを持ちすぎるデメリットとして、新たなクレジットカードを発行しにくくなることも挙げられます。

クレジットカードに申し込んだ記録は、情報登録機関に登録されます。短期間に多数のカードを申し込んだ記録が情報登録機関にある場合、審査に通りにくくなってしまいます。

例えば急な海外旅行が決まり、旅行保険が付帯されているカードを作りたいと思っても、審査に通らない事態も起こる可能性があります。

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クレジットカードを複数枚持つメリット

クレジットカードを複数枚持つと以下のようなメリットがあります。

  • お得にポイントを貯められる
  • 保険の補償内容をアップグレードできる
  • クレジットカードで決済可能なお店が増える
  • カード決済可能額が多くなる

ここからはそれぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

お得にポイントを貯められる

クレジットカードを複数枚持つメリットとして、お得にポイントを貯められることが挙げられます。利用する店舗や目的に応じて、複数枚のカードを使い分けると最大限お得にポイントが貯まります。

例えば公共料金の支払いをする際、クレジットカードによってはポイント還元が適用されないケースがあります。

その際に、ポイント還元が適用されるカードを利用することで、毎月の固定費用の支払いにおけるカード利用の還元率分お得になります。

保険の補償内容をアップグレードできる

クレジットカードを複数枚持つメリットとして、保険の補償内容をアップグレードできることも挙げられます。

クレジットカードの種類に応じて、補償する内容は異なります。そのためカードを1枚のみ保有している場合は、保険の補償内容が不十分である可能性があります。

例えば、海外旅行傷害保険のみ付帯しているカードと国内旅行傷害保険のみ付帯しているカードを組み合わせると国内外両方の旅行を安心して楽しめます。

クレジットカードで決済可能なお店が増える

クレジットカードを複数枚持つメリットとして、クレジットカードで決済可能なお店が増えることも挙げられます。

アメックスやダイナースは付帯サービスや優待内容が充実していますが、利用できる店舗が他のブランドと比較すると限られています。

そのため、アメックスやダイナース以外のカードを保有することで充実した優待内容を受けながら、クレジットカード決済が可能なお店が増えます。

カード決済可能額が多くなる

複数のクレジットカードを持つメリットとして、カード決済額が多くなることも挙げられます。

特に海外はキャッシュレス化が進んでいるため、クレジットカードで支払う機会が多いです。仮にクレジットカード1枚ですべての支払いをする場合、上限額を気にしながら利用する必要があります。

そのため、カードを複数枚保有していれば、上記のような心配をすることなく安心して買い物ができます。

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クレジットカードを賢く断捨離・整理するポイント

クレジットカードを賢く断捨離・整理するにはいくつかのポイントがあります。

クレジットカードを整理する際のポイントを下表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

項目内容
年会費年会費が無料かどうか
特典・サービス特典やサービス、保険の補償内容が被っていないかどうか
ポイント還元率ポイント還元率が高いかどうか
利用頻度自身がよく利用するお店で使う頻度は高いかどうか
国際ブランド国際ブランドが偏っていないか

上表のポイントを参考にクレジットカードを整理すると、効果的に整理できます。

例えば近所にないスーパーやコンビニでの特典があるカードは、自身がよく利用する店舗の特典があるカードに乗り換えるのが良いでしょう。

クレジットカードの持ちすぎに関するよくある質問

住宅ローンの審査に影響は出る?

クレジットカードを持ちすぎると、住宅ローンの審査に影響が出る可能性があります。

先述の通り、クレジットカードで申し込めるキャッシング枠は、実際に借り入れをしていない場合でも「借り入れをした」とみなされる可能性があります。

なお住宅ローンを組む際は、以下の計算式で年収の30%を超えていないか確認されます。

「住宅ローンを含めた各種ローンの返済」+「カードのキャッシング枠」の合計額

そのため住宅ローンを組む際は、カードのキャッシング枠をなるべく減らしておくのが良いでしょう。

持てる枚数に制限はある?

クレジットカードの持てる枚数に制限はありません。審査が通れば何枚でもクレジットカードを持つことは可能です。

注意点として、クレジットカードを持ちすぎている場合は新規カードの審査に通りにくくなります。

仮にクレジットカードを持ちすぎている状態で、新規発行したいクレジットカードがある場合は、一度カードを整理しましょう。

一人当たりの平均所有枚数は何枚?

20歳以上の日本人の一人あたり平均所有枚数は約2.7枚です。

成人人口※比では、1 人当たり 2.7 枚保有していることとなる。

この数字からもわかる通り、利用目的ごとにメインカードとサブカードを使い分ける方は多いです。

補足情報として、カードの適正枚数は個人のライフスタイルによって異なります。そのため、自身の利用状況を確認して最終的に保有するカード枚数を検討しましょう。

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【断捨離・整理】クレジットカードを持ちすぎと感じたら枚数を減らそう

クレジットカードを持ちすぎと感じた場合は、枚数を減らすことをおすすめします。

クレジットカードを整理する際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • 年会費
  • 特典・サービス
  • 国際ブランド
  • 利用頻度
  • 還元率

上記ポイントを確認して、自身のライフスタイルに合った枚数を持つと良いでしょう。

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新井智美 監修者
新井智美/トータルマネーコンサルタント(監修者)

個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、年間100件以上の執筆・監修業務を手掛けている。
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