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WiMAXを自宅回線として利用できる?

WiMAXは通信速度が速いため、固定回線の代わりとして自宅で十分利用できます。しかし回線の利用目的次第では、固定回線を検討した方が良いケースもあります。

ここではWiMAXを自宅で使えるケースと、他回線を検討した方が良いケースをそれぞれ見ていきましょう。

利用しても問題ないケース

WiMAXを自宅の主要回線として利用しても問題ない場合として、以下のようなケースがあります。

  • 一人暮らしの場合
  • 簡単な事務仕事やテレワークをする場合
  • SNSのチェックやネットサーフィンを利用中心の場合
  • 毎日長時間動画は見ない場合

まとめると動画の編集やオンラインゲームなど、大容量のデータ通信を頻繁に利用しない方が該当します。

他回線を検討した方が良いケース

WiMAXは基本的には自宅回線として利用できますが、他回線を検討した方が良い場合もあります。以下項目に該当する方は、WiMAX以外の固定回線を検討してみましょう。

  • 家族や同居人と2人以上で利用する場合
  • 毎日長時間動画を再生する場合
  • FPSなどの対戦型オンラインゲームをする場合

データ使用量が多くなる場合は、WiMAXは固定回線の代わりとしておすすめできません。WiMAXではデータ使用量が多いと、速度制限がかかり快適にネットが利用できなくなります。

なおWiMAXを固定回線の代わりに利用できない方は、光回線を検討するのが良いでしょう。

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WiMAXを自宅回線として利用するメリット

WiMAXを自宅回線として利用すると、固定回線にはないさまざまなメリットがあります。ここからは、WiMAXを自宅回線として利用するメリットを詳しく見ていきましょう。

工事不要ですぐに導入できる

WiMAXを自宅回線として利用するメリットとして、工事不要ですぐに導入できる点があります。固定回線では初期工事が必要なため、ネット開通まで申し込みから1か月以上かかることが多いです。

しかし、WiMAXは端末が送られてきたらすぐにネットを利用開始できます。また、WiMAXの端末は申し込みから最短1~2日で送られてきます。

さらに固定回線のように難しい設定もなく、電源を入れてパスワードを入力するのみで利用可能です。

通信料金を節約できる

WiMAXを自宅回線として利用するメリットとして、通信料金を節約できる点があります。月通信利用料金は、光回線と比べてWiMAXの方が安いです。

それぞれの料金の例を下表にまとめたので、参考にしてください。

回線名プラン名月額料金
WiMAXWiMAX2+ギガ放題プラン2,699円(1,2か月目)
3,353円(3か月目~24か月目)
4,263円(25か月目~)
auひかり戸建てプラン5,200円〜
ソフトバンク光戸建てプラン5,200円〜
フレッツ 光ギガファミリー・スマートタイプ5,500円~

またWiMAXは、初期開通工事費用もかかりません。さらに一部プロバイダでは、現在利用中の回線の解約金を負担してくれるキャンペーンも行っています。

ルーターの設置場所の融通が利く

WiMAXを自宅回線として利用するメリットとして、ルーターの設置場所の融通が利く点があります。固定回線のように回線を引き込むための配線がないため、バッテリーが充電できていればどこでも利用できます。

ただし、設置する場所によっては電波が悪くなるため、注意が必要です。自宅で利用する場合は床から1〜2m高く、家の中心となる場所に設置すると電波が届きやすくなります。

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WiMAXを自宅で利用する際の注意点

メリットが多いWiMAXですが、自宅で利用する際に注意しなければならない点もあります。ここからは、WiMAXを自宅で利用する際の注意点について見ていきましょう。

通信制限がある

WiMAXを自宅で利用するには、通信制限がかからないように気をつけましょう。WiMAXの契約プランには、7GBとギガ放題プランがあります。

このうち7GBのプランでは、月の合計通信量が7GBを超えると通信制限がかかります。通信制限がかかると月末まで解除されません。

またギガ放題プランの場合でも、直近3日間で10GBを超えると翌日の夜間は通信制限がかります。こちらの制限は、直近3日間で10GBを下回ると解除されます。

なお、10GBはYouTubeを高画質で約13時間視聴できる通信量です。

未対応エリアが多い

WiMAXを自宅利用する際の注意点として、未対応エリアが多い点があります。例えば東北や北海道、四国の一部の地域などはエリア外となっています。

とは言っても人口カバー率(※)は90%を超えているため、都市部では問題なく利用できます。

※【光回線のカバー率とは】
光回線のエリアが、どれだけの国民をカバーできているかを表している指標
「光回線カバー率 = カバーしているエリアの総人口 ÷ 国民総人口」

お住まいの地域が対応エリアか確認したい方は「サービスエリアマップ」からご確認ください。

周辺環境により電波が弱くなる

WiMAXを自宅利用する場合には、周辺環境により電波が弱くなることがあります。特に、以下のような周辺を障害物で覆われた場所では、電波が弱くなりやすいです。

  • トンネルの中
  • 地下鉄
  • コンクリート造りの建物内
  • 山間部

そのため、自宅に設置する場合でもルーターの設置場所には注意が必要です。例えば、室内の奥まった場所や窓のない部屋では電波が弱くなります。

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WiMAXを自宅で利用するまでの流れ

①自宅が対応エリア内か確認する

WiMAXを契約する際には、まず自宅が対応エリア内か確認が必要です。エリアの確認は公式サイトまたはエリア相談フォームから確認できます。

②「Try WiMAX」で電波の強さを確認する

エリア内であることを確認後に、実際にWiMAXを利用して回線速度を確かめしょう。WiMAXでは「Try WiMAX」が提供されており、契約前に実際の使用感を試せます。

Try WiMAXとは、実際にルーターを15日間無料で貸し出ししてもらえるサービスです。契約後に使用感に納得がいかないと言うことがないように、事前に試すことがおすすめです。

申し込みは「UQ WiMAXの公式サイト」からできます。

③契約プランを決める

実際に利用してみて問題がなかった段階で、契約プランを決めましょう。契約プランには7GBプランとギガ放題プランがありますが、基本的には「ギガ放題プラン」がおすすめです。

ギガ放題がおすすめの理由として、以下のような点があります。

  • 7GBは利用環境次第ではすぐに到達する
  • 7GBプランで通信制限がかかると128Kbpsまで速度が制限される
  • 128Kbpsでは、LINEやメールなどがやっとできる程度の速度である

7GBプランとギガ放題プランは月額500〜1,000円の差で、利用できる通信量が大きく変わります。特に動画視聴やオンラインゲームを中心に利用を考えている場合は、ギガ放題プランは必須と言えます。

④プロバイダを決める

契約プランが決定したら、実際に契約するプロバイダを選ぶ必要があります。プロバイダにより、月額料金や初期費用の有無、契約後のサポートなどが変わります。

お得にWiMAXを利用する上で、非常に大切なポイントになるためよく比較検討して契約しましょう。

WiMAXのプロバイダの選び方に詳しく知りたい方は「内部リンク:WiMAX プロバイダ」を参考にしてください。

⑤新規申し込みをする

自身に合うプロバイダが決まったら、新規申し込みをしましょう。申し込む際はUQ WiMAXの公式サイトではなく、契約したいプロバイダの公式サイトからの申し込みが必須となります。

⑥WiMAX本体の初期設定をする

申し込み完了後、数日すると端末が届きます。実際に利用するにあたり、端末の初期設定を行う必要があります。

端末と同時に届く説明書を確認すると、簡単に初期設定行えます。初期設定が終了した段階で、初めてWiMAXを利用開始できます。

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より快適にWiMAXを自宅で利用するためには?

通常のモバイルルーターでも十分快適にWiMAXを利用できますが、利用方法を工夫することでさらに快適に自宅で利用できます。ここからは、より快適にWiMAXを自宅で利用するためのポイントを見ていきましょう。

ホームルーターを利用する

より快適にWiMAXを自宅で利用する方法として、「ホームルーター」の契約が挙げられます。ホームルーターを利用すると、通常のモバイルルーターよりも強力な電波を飛ばせます。

また、最大同時接続数がモバイルルーターと比較して多いため、家族での利用にも向いています。複数の部屋でWiMAXを使う場合や、複数の機器を同時に使いたい場合に役立ちます。

なお、ホームルーターは2020年10月現在「GMOとくとくBB」と「BIGLOBE WiMAX」の2社のみの提供となっています。

クレードルを利用する

クレードルを利用すると、より快適にWiMAXを自宅で通信できるようになります。クレードルとは、モバイルWiFiを接続して使う拡張機器のことです。

クレードルには有線LANのポートがついているため、有線接続ができるようになります。無線よりも有線の方が通信が安定するため、パソコンやゲームでWiMAX回線を利用する場合におすすめです。

補足情報として、最新機種の「W06」ではクレードルはなくなっています。その代わりとして、パソコンにUSB接続することで有線接続が可能です。

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